お風呂にコバエが湧いてしまった人へ
この時点で僕のお風呂の70%はコバエの家になっていたに違いない。
驚かないで欲しい。
僕には超能力がある。
読者の家が透けて見えるのだ。
きっとこの記事を見ているあなたの住む家のお風呂には、コバエが湧いてしまったに違いない。
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こんな冗談を温かく笑えないほど、コバエの退治方法を知りたいあなたへ。
まずは落ち着いて。
笑うことで、状況はよくなることもある。
思い出すと、確かに辛い。
でも、大丈夫。
永久にコバエが出てこない環境を作る、そんな退治方法を是非ともご紹介したい。
- この時点で僕のお風呂の70%はコバエの家になっていたに違いない。
- 0. 僕の家のお風呂
- 1. コバエの退治方法
- 2. 卵を殺す薬:デミリン発泡剤
- 3. こうして平和は訪れるのだが、、、
- 4. まとめ:見えているものだけが、全てじゃない。
0. 僕の家のお風呂
僕が仙台で最初に諦めたことは、「独立洗面台」だった。
独立洗面台だけで、1ヶ月の家賃が7000円も違ってくる。
自我が芽生えてからの人生で、おそらく独立洗面台がない家に住んだことはない僕だったが、家賃に負けて、お風呂と洗面台が一体になっているユニットバスを選択した。
▲ユニットバス
生活を初めて1ヶ月も経たない頃、シャワーを浴びていると、何かの気配を感じた。
自分以外の誰かがいる。
数日後、歯磨きをしているときに、茶色い小さな虫が飛んでいることに気付いた。
いわゆるコバエというやつである。
「一匹くらいならいいか。」
そう思ってしまった。この時点で僕のお風呂の70%はコバエの家になっていたに違いない。
その後の展開は、言わなくても分かるだろうが、潰せど潰せどコバエは毎日飛んでいる。
しかも、日に日に数が増えていく。
コバエ退治は、1日でも早く始めることが重要だ。
僕は、コバエの倒し方を調べ始めた。
1. コバエの退治方法
「まずは、飛んでいるコバエを倒すのが先決だ。」
と素人は思ってしまう。この時点で、あなたは到底コバエに及ばない。
コバエは、産卵後1日で孵化し、約10日で成虫になる。
下の記事によれば、「1年間で30代の世代を重ねる」という。
人間で言えば平安時代まで遡れるのではないか。
この想像を絶する時間軸があるため、コバエが一匹飛んでいるのを目にした時、おそらくそいつのひ孫がもうこの世に生まれ出ようとしているのだ。(と言っても嘘じゃないよね)
なので、飛んでいるコバエを倒していては、次から次へ生まれてくる次世代のコバエたちとの戦いを止めることはできないのだ。
だから、コバエの正しい倒し方は「まずは、卵を殺す」なのだ。
2. 卵を殺す薬:デミリン発泡剤
卵を殺す薬。名前は、「デミリン発泡剤」。
アマゾンで手に入れることが可能だ。
▲大量にくるが、使うのは一袋だけで十分。
ここからは、どんな風に薬を扱ったかを順を追って書いていく。
①まずは、袋に入った錠剤を砕く。
▲ドライバーの柄の部分で叩いた
▲それを2Lの空のペットボトルに入れる。
▲水を入れて、溶かす。(デミリン発泡剤は危険なので、皮膚につかないように注意しましょう。)
②お風呂に撒く
コバエの卵は小さい。
どこに隠れているか見えないので、ひとまず床に撒いた。
そして、僕の場合は洗面台にも撒いた。
洗面台の排水溝部分にもコバエの卵がある可能性が高いからだ。
▲強い意志を持って!
③排水溝に、デミリン発泡剤を投入する
最後は、排水溝に砕いたデミリン発泡剤の残りを投入!
すぐに流さないようにするため、午前中にやるのがいいでしょう。
▲シュワシュワ〜(汚い写真ですみません。)
④翌日もう一度排水溝にデミリン発泡剤を投入する
念のため、翌日も、デミリン発泡剤を投入した。
3. こうして平和は訪れるのだが、、、
翌日には、コバエがいなくなる、と思っていたけど、そうではない。
2,3日間は、数匹コバエが現れる。
しかし、しっかりそいつらを潰せば、その後は子供がいないため、新たな成虫は出てこなくなる。
こうして、風呂場に平和がもたらされた。
4. まとめ:見えているものだけが、全てじゃない。
コバエは、デミリン発泡剤で子孫を断ち切る。
見えているものだけが、全てじゃない。
そんな人生の真理をコバエから学んだのでした。