ゆるろぐ -Urbanisme Log-

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都市生活屋のブログ

イギリスろぐ7 〜令和時代の今上天皇の母校を巡る〜

大学生のふりをすれば一緒に入っていけるのかも

 

クライストチャーチを跡にして、ぶらぶらと歩き行き着いたのは、ラドクリフ・カメラ。

1749年に建てられた科学関係書物を収蔵する図書館。内部は、ハリーポッターの撮影でも使われたということだが、ここはツアーでしか見学することはできない。もちろん、僕たちはツアーなんて予約もしていないので、入れなかった。

 

ラドクリフ・カメラ。ハリーポッター役のダニエル・ラドクリフと名前が同じであることは、ただの偶然らしい。

 

ツアーでしか内部を見学できないというのは、この建物が現役の図書館だからだ。学生は普通に出入りすることができる。

印象的だったのは、建物の外で座って話していたり、昼ごはんを食べている学生たち。余裕のある感じが、かっこいいですね。

 

▲階段に座って休憩中の学生

 

ラドクリフ・カメラを含めて、ボンドリアン図書館の一つの施設である。すぐ近くに本館がある。

 

ファサードの縦縞が印象的な建物だ。

 

▲「ビブリオテカ…」と書いてあるので、図書館だとわかる。

 

こちらは、内部の一部を見学することができる。

ここも、ハリーポッターの撮影で使われた場所だ。

 

▲見学できるのは、この写真に写っている場所だけ。

 

以上の通り、ツアーに申し込まないとほとんど見るところはないと言っても良い。

これからオックスフォードを訪ねる人には、ぜひツアーで内部を見学することをオススメしたい。

 

▲他のブログでも載っていたこの渡り廊下。すみません、あまりよくわかっていない。

 

ラドクリフ・カメラの向かい側には、聖メアリー教会という教会があって、この教会は塔の上に登って街を見渡すことができる。こちらは、4面見渡せるので、結構良かった。

 

▲目の前のラドクリフ・カメラ

 

この後、ザーッとカレッジを巡った(カレッジ巡りが目玉とか言っといて、雑)。

カレッジは、基本的に無料で見て回れるが、建物の中を見れるところはほとんどない。

 

1 オール・ソウルズ・カレッジ

 

 

2 クイーンズ・カレッジ

 

3 マートン・カレッジ

こちらは、令和時代に即位した今上天皇である徳仁様が通っていたカレッジ。他のカレッジとは一味違って、落ち着いた雰囲気ですごく良い。入り口には、令和の天皇が通っていたことを書いた小さなチラシが貼ってあった。

 

▲聖堂では、ちょうどオルガンパイプを練習している学生がいた。迫力のある演奏を生で聴くことができた。

学生寮の入り口

▲バーを発見

 

こう振り返ると、あまりカレッジ巡っていないことが明らかになってしまう。

総じて、日本の大学とは全く違うなあと思った。まさに、大学は勉強する場所というだけでなく、居住する場所でもあって、グラウンドとかバーとか中庭などの様々な設備が充実している。

こうしてカレッジを見学している間も、オク大生たちが時折カレッジを出入りしていて、大学生のふりをすれば一緒に入っていけるのかもと思ってしまうほどの距離感で彼らを感じることができるのも、カレッジ巡りの魅力だと思う。

この他にも、いくつもカレッジはあるので、オックスフォードに行く方は、午前中から計画的に巡ることをオススメしたい。

 

 

 

歩き疲れた青年らは、アフタヌーンティーを求め、カフェに入ることにした。