ゆるろぐ -Urbanisme Log-

都市生活屋のブログ

6時間で巡る武雄温泉4 〜「武雄」のかたち〜

御船山の山並みと図書館の屋根の形が非常にマッチしている

 

武雄温泉楼門から歩くこと15分。せっかく温泉で汗を流したものの、再びじわっと汗をかいて、武雄市図書館に到着した。

 

それでは、武雄市図書館と武雄市こども図書館を紹介しよう。

 

 

武雄市図書館

武雄市図書館は、指定管理者制度が導入された図書館である。市の職員による直営ではなく、民間企業を広く募り、選定された者が図書館を運営する。

そして、武雄市図書館の指定管理者は、Tカードで有名な、TSUTAYA書店で有名なCCCなのだ。

 

▲この形は、あの…!

 

▲この日は日曜日。前面の駐車場は満杯。誘導する警備員まで配置されていた。

 

▲裏口から入っていたようで、正面に周ると雑誌でよく見る構図を発見した。

 

中へ入ると、もうそれはそれは、TSUTAYA書店。

到底、図書館とは思えない。

 

▲入り口付近には、腰の低い机に本が紹介されている。

 

▲腰の低い机には本以外に、文房具や食器などの商品も並んでいる。

 

▲そして、スターバックスコーヒーがあたかも当然かのように店舗を構えている。

 

「果たしてここは図書館なのだろうか?」と思う。

構造としては、入り口からスタバに面する付近(下の写真の赤い部分)に、商品としての本や雑誌、文房具、ライフスタイル商品が置かれている。

一歩奥へ入ると(下の写真の青い部分)、そこには公共図書館のラベルが貼られた本が並んでいる。ただ、この図書館の本の分類は、TSUTAYA書店風になっていて、興味をそそる並べ方がされているのが面白い。

 

ゾーニングされた官と民

 

2階には1階を見下ろせるテラス席があったり、ホールのような空間があったりする。どの席もほとんど埋まっている。特に高校生以下の学生が夏休みの宿題でもしているような雰囲気。

もっと中を紹介したいのだけど、武雄市図書館は撮影可能な箇所が限られているため、写真は撮れなかった。

ぜひ足を運んでみて、体感してみることをオススメする。

 

▲2階から。これまた、有名な構図。

 

武雄市こども図書館

武雄市図書館の隣には、こども図書館が併設されている。

日曜日のこども図書館は、多くの家族づれで賑わっていた。

こちらも写真でさらっと紹介する。

 

▲前面には芝生広場

 

▲入り口より内部をみる。天井の高い大きな空間が広がる。

 

▲スロープに沿って本がならぶ

 

 

▲一番奥には階段状の読書スペース

 

 ▲2階には、カフェが併設されている。

 

山並みと呼応した武雄市図書館のデザイン 

以上が武雄市図書館、武雄市こども図書館のレポートである。内部の空間はまさにTSUTAYA書店の居心地のよさだった。

しかしながら、筆者は武雄市図書館の外観が非常にこの土地の風景にマッチしていることの方が印象的だった。

前回までの記事に載せた写真にも背景に特徴的な山並みが映っていると思うが、この特徴的な山容の御船山が武雄市の大きな資産だと思う。

そして、この御船山の山並みと図書館の屋根の形が非常にマッチしている、ことに気づいた。

 

▲背景の山並みとマッチした屋根形状

 

▲こども図書館も御船山と左右対象

 

このデザインいいなあと思いましたとさ。