6時間で巡る武雄温泉1 〜武雄市役所編〜
まさに市民のための公共施設
出張のある仕事がいいのは、出張のついでに観光することができるところだ。
皆さんは武雄市って聞いたことあるだろうか。
僕は、数年前に美しい図書館が有名になったことで初めて武雄市を知った。
▲美しい!
武雄市図書館は名前の通り公共施設だけど、運営はTSUTAYAでおなじみのCCC。
公共施設を民間企業が運営することを、一般にPPP(Public Private Partnership)というので、こちらの図書館は、”CCCによるPPP”なんて言われていたり言われていなかったり…。
さてさて、6時間と言う限られた時間だったけど、満喫したので、簡単にレポートをどうぞ。
武雄市の場所
武雄市は佐賀県の長崎県よりに位置する大きな市だ。電車で訪れるなら武雄温泉駅。博多から特急みどりで約1時間ほど。費用は3000円くらいだ(安い!)。
武雄市を巡ったルート
武雄市の滞在時間は約6時間。地図の通りのルートをひたする歩いた。旅行先では出来るだけ歩くようにしている。その街の何気ない場所を通ることが街を味わうことだからだ(節約も兼ねる)。
見所は、だいたい5箇所くらい。本当はこの他にもあるけど、時間がないので遠い場所は断念。
▲6時間マップ
武雄温泉駅⇨武雄市役所⇨廣福寺⇨楼門・温泉資料館・元の湯入浴⇨武雄市図書館⇨武雄神社、武雄の大楠
武雄市役所
この日は、真夏の真夏の真夏。とても暑い日。
▲駅からの眺め。何かの工事中。
▲工事中の正体は、新幹線の高架。新幹線ができたらもっと近くなるのだろう。
うなだれる暑さの中、まずは車窓から見えた武雄市役所へ。徒歩3分。
武生市役所の設計者を調べると基本設計を担当したのは、デジタルインスタレーションで有名なチームラボだった。
▲新しそう。
▲玄関前の大きな庇。
大抵地方都市の役所というのは、せっかく見学に訪れても、土日に入れないことが多いけど、武生市役所は空いていた。
中に入ると廊下のオープンスペースで勉強している中高生の姿が目に入った。
パリのカフェスペースは実は多くの人がくつろいでいて、ほとんど埋まっていた。
まさに市民のための公共施設だ。
▲廊下の机では、夏休みの生徒が勉強していた。
▲カフェも解放されていて、席は満席。
1階だけでなく屋上も解放されている。
▲屋上には健康器具が置いてある
▲屋上からの眺め
さて、温泉へ向かおうとしたが、市役所にはまだまだ魅力があった。
なんと1階にパン屋を発見した。
▲日曜日もやっている。
▲お洒落な内装
▲市役所のパン屋というよりは、街のパン屋が市役所に入っているといった印象。パンの種類が多いこと。さらに高校生以下の利用を想定してか、安い菓子パンもいくつかあった。
本当はもっとコンパクトに記事を書きたいんだけど、書き始めると筆が止まらない…。
次回、温泉についてレポートします。