夢をかなえるゾウろぐ4 〜人が欲しがっているものを先取りする〜
この課題は具体的である。
第4課題は、「人が欲しがっているものを先取りする」
これは、結構難しい。
というのも、今までの課題が具体的であったのに対して、突然抽象度が増したからである。
↓これまでの課題たち
ぼくは、昔から相手の顔色を伺って行動するタイプの人間である。
相手がどういう感情で自分と向き合っているのか、すごく気を遣い疲れる。
目上の人が喋っている時にそれを一緒に聞いている人たちが無言、無反応でいると、どうしても気まずくて無駄に相槌を打たずにはいられないし、相手のミスを正す時にも、極力角が立たないように配慮する。
嫌われたくないとか、いい風に思われたいという気持ちが働いているのだと思う。
良い子でありたい、人間になってしまっていて、今でもそれはぼくの体に強く刻み込まれている。
一方で、言いように捉えれば、正義感がある、ということだ。
ぼくだけがそうしてあげられる。
ぼくだけでもあなたの味方になってあげる。
文字で書くと、どこか自意識過剰に見えてくる。
息苦しくも見えてくる。
でもそれは本人次第だから、あーだこーだ言うことではない。
人が欲しているものは、実に多様。
実際に手に入れてみてそれを欲しがってたんだなんて思うことだってあると思う。
そうなると、あとは自分次第。
自分が相手に与えてあげる努力をする。
それを相手がどう思うかはそのあとの話だと思う。
だから、与える人は、忘れた頃に与えたものの何倍もの量のものが返ってくる。
人生は、give and take.
僕の好きな本田圭佑は、海外のサッカーチームで自分にボールが回ってこないで活躍できないでいる時には、そんな時こそGIVEに徹したと語っていた。
徹底的までに、仲間に尽くす。
良いパスを出す。ボールのないところでも良い動きをする。チームに貢献する。
そうすることで、いつか必ずTAKEの番が回ってくると言っていた。
欲しいなら、与えることから始めよう。
愛されたいなら、愛すことから始めよう。
この原則は、とっても明快で分かりやすい。
ということで、この課題を通じてガネーシャが言いたいことは、「人生は、give and take」ということなんだろう。
そう考えると、「与える側になれ」という抽象的な言葉よりは、この課題は具体的である。
僕が今日したことは、上司が指示をする前に、上司がやってほしいと思った仕事をするということ。
これは正直、課題を達成したかを確認しづらいけど、僕は一生懸命考えてやってみた。
上司も悪い顔はしてなかった。
ということで、これは難しいけど、是非習慣化したい。
あー、あと「あいさつを自分からする」っていうのもやったよ。