ゆるろぐ -Urbanisme Log-

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都市生活屋のブログ

airpodsを洗濯してしまった人へ

故障を経て、復活したのだから、これはもうイエス・キリストと同じと言っても過言ではない。 

 

このブログ記事を見ているあなたは、 airpodsを洗濯してしまったに違いない。

ただ、洗濯してしまったからといって、焦ってはいけない。まだ何も終わっていない。

落ち着いて行動することが大切だ。

 

さて、僕の話をしよう。

こんなことをしでかした。

 

 

 

 

悲劇から一転、喜劇へと変わったこの1週間に一体何が起こったのかをここに書き残したいと思う。

 

 目次

 

 

 

 

プロローグ

4ヶ月ほど前のこと、airpodsを購入した。

airpodsを買うまではずっと、iphoneに付属しているApple製のイヤホンを使っていた。

音楽にこだわっているわけでもない自分にとってはこのイヤホンで十分だったわけだけど、時代の流れでワイヤレスイヤホンが増えてくると当然欲しくなる。ネットで調べた結果、airpodsが一番良さそうであることがわかった。

ただ、airpods(第2世代)が出る噂を見つけてしまい、なかなかairpods(第1世代)に手を出せなかったわけ(フェイクニュースに何度も騙された)。今年の2月にとうとうairpods(第2世代)が発売された。

と同時に、こちらも時代の流れで、キャッシュバックキャンペーンを始めたLINE payを利用して、airpods2の購入に踏み切った。

 

 

購入から4ヶ月後、僕はairpodsを洗濯したんだ。

 

airpodsのある暮らし

airpodsを買ってからというもの、ワイヤがあったイヤホンの頃よりも耳に装着している時間が格段に長くなった。

コードがないというだけで、イヤホンをつけながらできることが格段に増える。例えば、洗濯物を洗濯機から取り出して干すという作業にしても、ハンガーを取るために手を伸ばしたり、洗濯物を振り払ったりと手元の作業が多いけど、ワイヤレスイヤホンならストレスなく作業ができる。

朝起きてすぐにイヤホンを耳につけて、食事、着替え、皿洗い、歯磨き、通勤と、会社のデスクに着くまで耳元はシームレスだ。

こんな生活に慣れると、もうワイヤあり生活に戻ることは難しそうだなんて思ってきた矢先、airpodsを洗濯してしまった。

 

ワイシャツの胸ポケットにairpods

 いつものように、会社帰りも会社を出るやいなやairpodsを耳に装着する。好きな音楽を聴いて、家に帰る。家に着けば、玄関を開け、靴を脱ぐ。服を着替えて、料理をして、夜ご飯を食べる。読者の方にも、この行動をしている僕の耳元にairpodsが見えると思う。

ただ、この日は服を着替える前に、ワイシャツのポケットにairpodsを放り込んだ。

そのまま、ワイシャツを脱ぎ一旦ハンガーにかける。

毎週木曜日は、溜めた洗濯物を一気に洗濯する日。そう、この日は木曜日。ワイシャツも綺麗に畳んで、ボタンを外し洗濯機に入れた。

 

それから1時間後…。

 

ワイシャツを洗濯袋から取り出して、風呂場に干す。

洗濯袋には、なぜかairpodsちゃんが1匹。

 

「…………!?」

 

記憶がフラッシュバックして、干したワイシャツの胸ポケットに手を突っ込むとairpodsがいた。

 

この時はパニックで、片耳を装着して壊れていないか確かめてしまった。

冷静に考えると、濡れた状態でそんなことしたら、ショートするに決まっている。

ただ、何かうっすら聞こえた気がしたので、ひとまず安心。そのまま一晩机の上に放置することにした。

 

左耳が聞こえない

翌朝、通勤中に恐る恐るairpodsを耳につけると、なんだか右から聞こえる音量が大きい。

左耳が虫の息だった。音量マックスにしても全然聞こえない。

このアンバランスは非常に気持ち悪いので、使うのをやめた。

この時のツイートがこれだ。

 

 

ひとまず、ネットで他に洗濯してしまった人の記事を検索しまくる。

結構たくさんいてなぜか安心。

そして、胸ポケットに入れて洗濯したという全く同じ人を発見した。

zukkazu.com

 

周りを見て同じ人を発見して安心するという、根っからの日本人である僕だったが、なんも解決していない。

何より、突きつけられたのは、修理代金の高さ。appleさん、がっちりですねぇー。

 

ひとまず、音量のアンバランスを調整する機能を調べてやってみた。

dev.classmethod.jp

 

ただ、これをすると、最大音量が小さくなってしまうので、街中でairpodsを使っても音楽が聞こえなくなってしまった。

 

諦めて、apple製のワイヤありイヤホンを引っ張り出して使うこととした。

 

諦めたらそこで試合終了ですよ。

一体あの日からどれほどの月日が経ったのだろうか。

ワイヤありイヤホン生活に慣れ始めた、あの事件から1週間後、奇跡は起きた。

 

この1週間、僕は会う人全員に「ワイヤレスイヤホンは防水がおすすめ!」と連呼していたと思う。

airpodsも所詮水には勝てない。

 

でも、完全に諦めたわけじゃなかった。

片耳でも、使わないと電池が劣化してしまうんじゃないかと思って、1週間ぶりにairpodsを充電してみた。微かな希望を持って、両耳充電した。

 

翌朝、通勤時に久々にairpodsを耳に装着してみる。

すると、予想していた違和感がない。両耳からミスチルの桜井さんの声が聞こえるのだ。

信じられなくて、なんどもなんども片耳だけ外て音を確かめてみた。

 

「もう一回、もういっか〜〜い」

「もう一回、もういっか〜〜い」

 

 

なんどでも、「聞こえる!」のだ。

 

 

 airpodsさん、復活しました!!!!!!

 

おすすめのワイヤレスイヤホンは、airpods

ということで、一度洗濯されたくらいじゃ、airpodsは壊れません。

しかも、一度は音量が小さくなるという故障を経て、復活したのだから、これはもうイエス・キリストと同じと言っても過言ではない。

こうして、僕はますますapple教にのめり込んでいくのですが、これはまた別の話。

 

諦めずに続けることの大切さを学ぶなら、ぜひスラムダンクを読みましょう。