新幹線に乗る前にチップスター買おうよって話
お菓子たちは、改札外では大した値段もしないくせに、ここぞとばかりに立地を活かしたイイ値をふっかけている
出張の多い仕事柄だということはいくつかの記事で書いてきた。
結構遠い場所にいく仕事が多く、移動手段としては飛行機や新幹線が多い。
出張はできる限り飛行機で行きたいと思う。
何故ならば、マイルを貯めることができるからだ。
その分、新幹線は損した気分になる。ポイントなど貯まらない。
振動やトンネルによる電波遮断など意外とストレスも多いと思う。
そんなイイところなしの新幹線で起こったチップスターの奇跡を書きたいと思う。
▲いつの日かの新幹線
新幹線の魔力
最近とあることに気づいた。
新幹線に乗る時は、何か買わないといけないという脅迫感に駆られてしまう。飛行機だとそんなことない。なんの違いだ、一体。 pic.twitter.com/rgpKPDYgpD
— さぶれなしなし (@dadadadaiyu) August 6, 2019
飛行機に乗るときは、なんだかかしこまった気分になる。空港自体が高級感のある非日常であるからか、空を飛ぶという行為自体に畏敬の念があるからか分からないけれど、お菓子を持ち込んで機内で食べてやろうなんて思わない。搭乗時にもらえる飴ちゃん1個で、1フライト1回提供されるりんごジュースで十分満たされる。
それに比べて、何故か新幹線は 、車内で無性に飲食したくなる。
デフォルトで何かをつまんでいないといけない空間だと唾液でいっぱいになる僕の口の中は認識しているようだ。
それは、修学旅行の思い出のせいだけだろうか。
「駅弁」に代表されるように、弁当食べるのは当たり前だし、スジャータを自慢するツイートが世に溢れている。仕事帰りの時間には、ひどいほどに缶を開ける「プシュっ!」って音とアルコールの匂いに車内は支配される。
チップスターの魔力
気づいたら、出発3分前なのにKIOSKに駆け込んで、お菓子を選んでいる自分がいる。いくつものお菓子たちは、改札外では大した値段もしないくせに、ここぞとばかりに立地を活かしたイイ値をふっかけている。
ご当地チップスターをレジに出したら200円以上もしたから慌ててノーマルのチップスターに差し替える。それでも高いが、急いで帰路につくのぞみに駆け込む。
新幹線の座席は座りごごちが悪い。僕の体を数ミリだけ避けるような微妙な曲線が僕の体を泳がせる。
少しだけ、背を倒してなんとか体を落ち着かせる。
帰りの車内の楽しみは、NETFLIXであらかじめダウンロードした、東京に着くまでの乗車時間ぴったりの映画を見ることだ。
ただ、新幹線には、スマホを固定するものがなく、鑑賞する姿勢も悪くなりがちなのが悩み。
そこで、活躍したのが、イイ値したチップスターだった。
どう活躍したかを、もったいぶって説明したいけど、そんなことするまでもない。
百聞は一見に如かず。
チップスターは、スマホ立てとして使えるように蓋にあらかじめミシン目を入れて販売すれば、新幹線のお友としてNo.1シェアを狙えると思う。 pic.twitter.com/NZh5Y9JLrv
— さぶれなしなし (@dadadadaiyu) August 6, 2019
チップスターの蓋をスマホの厚さにあわせて、手で一生懸命破ることで スマホ立てに一瞬で変化する。
このスマホの厚さ分の切れ目を、あらかじめミシン目として入れておいて販売すれば、新幹線のお供として大ヒットすると思う。
KIOSKのくだらないイイ値戦争はやめて、本当に価値を提供するお菓子としてチップをいただけるくらいのスターにはなれると思う(チップスターだけに)。
ヤマザキビスケット(株)の方、聞こえますか〜。
今、あなたの脳に働きかけて、この事実で天下を取るように仕向けていますよ〜。
ただ、これを見たヤマザキビスケット(株)の人には、このブログを材料として上司に掛け合うには、まだまだインパクトが小さいと思うから、改善点を一緒に挙げておきたい。
チップスター、もっとできるよ!頑張れるよ!(修造風)
対応機種のバラエティー
まずは、対応機種である。
この小さくて軽いスマホだからこそスマホ立てとして機能したものの、もっと大きくて重いスマホではスマホ立てとして機能しない可能性がある。
改善案としては、蓋の深さを深くするなどが考えられる。もしくは素材や構造を丈夫なものにしてみるということも考えられる。
揺れに負けない構造
次に、新幹線の揺れへの対応である。
新幹線っていうのは、まっすぐに走り続けるイメージがあると思うが、なんだかんだで微小な振動が随時おきている。そのため、このスマホ立ても手を離していると、徐々に滑って移動してしまう。
スマホ立てが滑らないように、ふたの素材を滑りづらい素材にしたり、凸凹をあえて作るなどの対処法が考えられる。
個人的には、ペットボトルを置く浅い穴を利用することも一理あると思っている。
しかし、今のチップスターの蓋は浅いため、この浅い溝に置くと、スマホが浮き上がりうまく固定されない。つまり、少しだけ蓋を深くすることで、しっかりスマホを支える構造にすることも可能なのだ。
結論
言いたいことは、新幹線に乗るときには、チップスター1択だということだ。
別にチップスターの味方をしたいわけじゃないけど、今回の車内はこのチップスターの発見が個人的には結構面白くて、快適な陸の旅になったから、チップスターを応援したい。
それでは、来週新幹線に乗る予定のあるあなた、ぜひチップスターをおためしあれ。