ゆるろぐ -Urbanisme Log-

ゆるろぐ -Urbanisme Log-

都市生活屋のブログ

イギリスろぐ11 〜モビリティを駆使して大回りロンドン〜

「ねえ、ロンドン、1日でどれくらい回れるの?」 悠久の時を超えて、イギリスろぐを再開する! urlog.hatenablog.jp せっかく自分でブログを書くので、自分が旅行者だった時に欲しい情報を書くべきだろう。 ということで、「ねえ、ロンドン、1日でどれくら…

道東ろぐ13 〜バスは停まっても遊覧船は動くんだ〜

ここまでくると、大自然に身を任せたほうがいい気がしてくるものなのだ。 スマホの電波もなくなり、そわそわしてきたので、阿寒湖温泉への帰路を急いだ。 ▲果てしない道 ▲変わる景色といえば、通り過ぎる自衛隊の車だけ。 ▲戻った あれだけ自衛隊の車が走っ…

道東ろぐ12 〜太郎湖と次郎湖〜

地震が起きたことをこれほど長く引きづる生き物は人間くらいだろうか。 今日何気なくツイッターをみると、胆振東部地震からちょうど1年が経ったことを知った。 そして、ちょうど去年の今日、僕は北海道にいた。 夏休みをとって、一人旅をしている時に地震は…

6時間で巡る武雄温泉5 〜武雄神社の巨大な大楠編〜

もう元の世界には戻れないんじゃないか 武雄市図書館を後にして最後にやってきたのは、隣にある武雄神社。 ルートを忘れた方は、下の記事を。 urlog.hatenablog.jp ▲武雄神社入り口 ▲入り口の池には、夏の雲が映る 中には、いくつか見所があるので、順に紹介…

6時間で巡る武雄温泉4 〜「武雄」のかたち〜

御船山の山並みと図書館の屋根の形が非常にマッチしている 武雄温泉楼門から歩くこと15分。せっかく温泉で汗を流したものの、再びじわっと汗をかいて、武雄市図書館に到着した。 それでは、武雄市図書館と武雄市こども図書館を紹介しよう。 御船山の山並みと…

6時間で巡る武雄温泉3 〜干支で繋がる東京駅と武雄温泉編〜

東京駅に描かれていない4つの干支はどこにいるか 前回、紹介した武雄温泉楼門で区切られた敷地内には、資料館だけでなく、もちろん温泉もある。 ▲元湯、蓬莱湯の建物 日帰りで入ることができる大衆浴場は全部で3つある。 元湯、蓬莱湯、鷺乃湯の3つだ。 …

6時間で巡る武雄温泉2 〜辰野金吾の建築編〜

辰野金吾の建築の一部になることができる非常に稀有な体験 意外と見所の多かった武雄市役所を後にして、炎天下の中温泉を目指す。 (↓前回の記事) urlog.hatenablog.jp ▲市役所について、書きすぎて忘れてしまった方のために、ルートを再掲。 辰野金吾の建…

6時間で巡る武雄温泉1 〜武雄市役所編〜

まさに市民のための公共施設 出張のある仕事がいいのは、出張のついでに観光することができるところだ。 佐賀県武雄市、予想以上によかったので、記録することにする。 皆さんは武雄市って聞いたことあるだろうか。 僕は、数年前に美しい図書館が有名になっ…

新幹線に乗る前にチップスター買おうよって話

お菓子たちは、改札外では大した値段もしないくせに、ここぞとばかりに立地を活かしたイイ値をふっかけている 出張の多い仕事柄だということはいくつかの記事で書いてきた。 結構遠い場所にいく仕事が多く、移動手段としては飛行機や新幹線が多い。 出張はで…

イギリスろぐ10 〜テートモダンに圧倒されて〜

子供の頃、自宅のトイレに敷いてあったカーペットの毛並みを手でいじって色が変わることが面白くてよくいじくり回していたことを思い出した。 イギリス4日目は、再びロンドン観光。 ただこの日は、一昨日のロンドン観光と違って、モビリティを使い尽くした。…

イギリスろぐ9 〜迫力がすごい、ロンドンのミュージカル〜

あんなに美しくて大きな声を出せるなんて オックスフォードで乗った電車は、1時間ほどでパディントン駅に到着した。 電車内では、相変わらず「レ・ミゼラブル」の映画を予習。 パディントン駅に着いても、まだ見終わっていないので、スマホを片手に移動して…

イギリスろぐ8 〜イギリスのアフタヌーンティー、予想の3倍は大きいよ〜

「お金が原因で諦めるのはやめよう!」 カレッジ巡りを終えて、休憩することとした。 イギリスといえば、アフタヌーンティーということで、本場のアフタヌーンティーを体験することに。 場所は、ラドクリフ・カメラからほど近い「Quod Restaurant & Bar」と…

イギリスろぐ7 〜令和時代の今上天皇の母校を巡る〜

大学生のふりをすれば一緒に入っていけるのかも クライストチャーチを跡にして、ぶらぶらと歩き行き着いたのは、ラドクリフ・カメラ。 1749年に建てられた科学関係書物を収蔵する図書館。内部は、ハリーポッターの撮影でも使われたということだが、ここはツ…

イギリスろぐ6 〜ランチ香るクライストチャーチ〜

そう、昼食のにおいが残っているのだ。 お昼を食べてまず向かったのは、本命のクライストチャーチ。 クライストチャーチは、ハリーポッターのあの食堂のモデルだ。 オックスフォード大学でも現役の食堂であるため、学生が利用する昼間は見学ができない。 午…

イギリスろぐ5 〜羨ましいね、オク大生〜

オックスフォードに着き、駅前のロータリーからバスに乗って街の中心部へ向かった。 駅から街の中心部までは1kmくらいなので、歩けないこともない。 バス停の情報がよく分からないので、グーグルマップを頼りに街の中心部にきたところで、適当にバスを降りた…

イギリスろぐ4 〜最高峰の学園都市オックスフォードへ〜

優柔不断男子の僕たちは… しばらく投稿が空きました…。 「前回の記事で紹介した各所を今後細かく書いていくよ」なんて自分に課題を課したせいで、書く気が起きず放置という最悪の展開となりました笑。 urlog.hatenablog.jp ということで、前回記事のロンドン…

イギリスろぐ3 〜建築、都市好きが回るロンドン〜

the London観光 ロンドン1日目はthe London観光をすることになった。 ロンドンといえば公共交通だが、この日は公共交通をほとんど使わずに歩いて回った。ルートを思い出してマッピングすると、こんな感じ。 ▲赤色が歩き、黒点線が地下鉄。めちゃくちゃ歩い…

イギリスろぐ2 〜ロンドン地下鉄の路上ミュージシャンの秘密〜

夜のロンドンは、人通りが多い。 イギリスに到着したものの、時間は夜の10時。 そこから、中心部の宿に移動するから、到着は0時を回る見込みだった。 空港から市内へは、特急電車か地下鉄(通称、TUBE:チューブ)で行くのが一般的。 今回は安さを求めて地下…

イギリスろぐ1 〜シャルル・ド・ゴールでクラッシュバンディクー〜

僕たちは、クラッシュバンディクーとともに平成を終えた 出発日は4/30(月)。 GW3日目だ。 なぜ3日目なのかといえば、GWに合わせて旅程を組むと航空券がとんでもない値段になるから。遅らせることで、幾分か安くなった。 海外旅行といえば、まず、第1に…

イギリス旅行に持っていく現金は最小限でいいっていう話

ただちょっと前! ちょっと前にイギリスより無事に帰りました。 ▲帰りの空港にて。足袋も問題なし。 今回は無事にパスポートが我が身を離れることなく帰ることができました。 urlog.hatenablog.jp 旅行中に記録をつけようと思っていたけど、朝から夜遅くまで…

少しでも長く平成に留まる方法

気持ち的には、みんなより長く平成に生きる! ここ最近は、聞き飽きるほどに「平成最後の〇〇」を耳にしてきたが、とうとう平成が終わる。 まあ、耳にするだけでなく、自分の口からも何度となく出たのだが。 よくよく考えると、自分は25歳なので、人生のちょ…

道東ろぐ11 〜雄阿寒岳登山!?〜

大騒ぎしているのは人間だけのようだ。 正直、もうどしようもなかった。 これからのスケジュールなんて立てようがない。 ただただ、夏休みを無駄にする、という事実だけが決定していた。 せっかくの長期休暇。 せっかくの北海道。 ああ、このまま終わるのか…

道東ろぐ10 〜大震災下の小さな戦い〜

その発音はどこか不気味さを感じさせた。 さて、困った。 ぼくの夏休みをどうしてくれる!と言い放つ元気も出ないほどに感情は無。 自分の不運さに耐えきれなかったのか、どういうわけか口元がにやけた。 この時点では、いつ停電が解消されるのかは全く分か…

道東ろぐ9 〜被災したという自覚はじわじわと沸き立つ〜 ​

停電でバスが運休になるなんて、一ミリも思っていなかった 昨日が夜行バスでの移動だったので、布団に入った僕はすぐに深い眠りに着いた。 そして翌朝。 朝起きる直前、妙にリアルな夢を見ていた。夢の中の出来事からシームレスに起きる、なんてことはそんな…

道東ろぐ8 〜息を飲む、阿寒湖の美しさに〜

暗い水面と暗い山並み、そこに暗くなる空が溶け込む。 バスに揺られて2時間。 ほとんどの時間は草原の中を快走していたように思う。 遠くの山にかかる雲は、東京で見る雲よりも軽々しく見えた。 ↑こんな景色がずっと続く。 なんの変哲も無いバスだが、座席の…

道東ろぐ7 〜毛綱毅曠のまち、釧路〜

半世紀も経てば、土器とスマートフォンは同じガラスケースの中に展示されていても、まったく不思議じゃないだろう。 バスセンターから歩き出すと、雨はだいぶ弱くなっていた。 日本の端っこまで来てしまったことを、交番を見て知る。 なんと、ロシア語の表記…

道東ろぐ6 〜運休の嵐〜

信号の赤と緑と、シマシマの道路は奇妙に映った。 急に目が覚める。 相変わらず、バスの車内にぼくはいる。 びっちりと閉まったカーテンをかき分けて、やっとの思いでできた小さな隙間から外の光が入る。窓の外には、灰色の世界が広がっていた。 なんともい…

道東ろぐ5 〜嵐の夜に、刺青のおじさんと風呂に入る〜

なんだか遠いところまで来たなあと改めて思う。 飛行機が欠航になると、ゲートで待っていた客は一度集められ、係員に誘導されて到着ロビーへと一列で向かうことになる。 ちょうど今朝見た到着ロビーの風景をまた見ることとなるとは。 空いているベンチに座り…

道東ろぐ4 〜永遠の水平都市、札幌〜

それは、どこかニューヨークと似ている。 想定よりも、早い電車で真駒内を出ることができた。 空港に戻るまでにまだ時間があるので、札幌散策をすることに。 ということで、「札幌 建築」でググる。 「都市名 建築」と検索するだけで、たいていは有名建築リ…

道東ろぐ3 〜五輪の遺産都市!?真駒内〜

初めての土地だからこそ、移動の中でまちを体感する 墓参バスに乗って、真駒内駅に戻った。 「北海道 建築」でググると、真駒内の有名建築として、頭大仏以外にもう一つヒットした。 それは、六花亭真駒内六花亭ホール店である。 場所は、真駒内駅から約1km…