ゆるろぐ -Urbanisme Log-

ゆるろぐ -Urbanisme Log-

都市生活屋のブログ

イギリスろぐ9 〜迫力がすごい、ロンドンのミュージカル〜

あんなに美しくて大きな声を出せるなんて

 

オックスフォードで乗った電車は、1時間ほどでパディントン駅に到着した。

電車内では、相変わらず「レ・ミゼラブル」の映画を予習。

パディントン駅に着いても、まだ見終わっていないので、スマホを片手に移動していた。

 

パディントン駅。やはり、くまのパディントンを思い出す。

 

▲ホームの一部が、駐輪場になっている。ゼロ距離のパークアンドライドだ。これは便利。

 

パディントン駅は地下鉄が何本も乗り入れている。上空の標識は必要最低限しかない。と思ったら、地面にサインが書いてある。非常に分かりやすい。

 

ミュージカルの劇場であるクイーンズ・シアターの最寄駅のピカデリー・サーカスまで地下鉄で行く。

幸い、最寄駅に着くまでに、映画「レ・ミゼラブル」を見終えることができた。

 

朝は、快晴だったロンドンも、この時間はしっかり雨。

雨が降っても、「ロンドンらしい」と思えてしまうからいい。

 

▲雨のロンドン

 

▲クイーンズ・シアターに到着。

 

建物の外装がレミゼラブル専用の外装になっている。専用のシアターのようだ。

到着したのは、開演の20分前くらい。

1階入り口は、写真で見てわかる通り、たくさんの人で混み合っていた。

 

今回、チケットは日本で事前に予約をしていた。

予約方法を簡単に説明しておくと、TODAY TIXというスマホのアプリで予約ができる。

www.todaytix.com

 

こちらに、ログインして、見たい作品と日にちを選び、座席を選ぶ。それだけでOK。

チケットは、当日に劇場で受け取ることになる。受け取ることができるのは、開演の45分前から。事前に何かを印刷する必要はない。

 

チケットオフィスは、レミゼラブルの大きな少女の描かれたポスターの下のあたりにある。

一応、アプリの予約画面と、確認メールのスクショを用意しておいたが、名前をフルネームで伝えれば渡してくれる。

電子チケットすら不要であった。

 

TODAY TIXは非常に便利だったけど、劇場の公式サイトからも予約はできるみたいだ。

www.lesmis.com

 

というか、実はこちらの方が座席の値段が若干安いような気がする。

しっかり確かめていないので、なんとも言えないが、両者を比べて検討してみてほしい。

 

そして、「ミュージカルはチケットとるの簡単!」とさらっと流したけど、実は席を決めるのが非常に難しい。というか、座席が非常に重要だと思う。

 

劇場は、3層構造になっている。

汚い写真で申し訳ないが、こんな感じ。

 

 

そして、座席によって、もちろん値段も大きく変わってくる。

一番安い席で、40ポンドくらい。一番高いと200ポンドを超えてくる。

 

座席の良し悪しについては、いろんなサイトで口コミや選び方のコツが書いてあるので、まずはこれらを読むといい。

www.funlondon.net

 

shop.plaza.rakuten.co.jp

www.theatremonkey.com

 

僕としては、この二つ目のサイトが結構参考になった(3つ目のサイトの説明が日本語で書いてある)。

どこが値段以上の価値があって、どこが安かろう悪かろうな席なのか、がよく分かる。

 

僕が日本でチケットを予約したのは、上演日の1週間前だったので、その時点で結構席が埋まっていた。

しかも、友人2人と自分で3人並びでとるとなると、ほとんど選択肢はなかった。

3階席か、1階席のかなりいいところかしかない中で、「せっかくのロンドンだから」を発動して、結局約180ポンドの座席を選択した。

(冷静に高い。)

 

で、当日は、こんな距離感でミュージカルを見ることができた。

 

▲近い!

 

ミュージカル自体は、非常に迫力があって体験できて良かったと思う。

レ・ミゼラブルは、映画の曲と全く同じなので、ストーリーなども英語を聞き取れなくてもしっかり追うことができた。一緒に見た友人の一人は、レ・ミゼラブルを5年前に一度見ただけだったため、ほとんど記憶に残っていなくて、ストーリーに置いてきぼりにされていた。映画で予習して良かった。

 

それにしても、あんなに美しくて大きな声を出せるなんてすごい。

 

結論:ミュージカルは良い席で見るべし。

 

レ・ミゼラブルは、全体で3時間ほどの作品なので、正直長かった。

途中に幕が下がって、「えっ、終わり⁉︎」ってなる時間があるが、中間の休憩タイムだから、焦らないでほしい。

 

劇が終わった後は、客席内を見学することも可能だ。

 

▲ステージの下には、オーケストラのスペースがある。

 

▲日が長いロンドンもすっかり夜

この後、久しぶりの再会を祝して、初PUBでBEER!

明日が実質最後のロンドンの観光日。

どの国にいようが、時間は過ぎ去るものである。

 

▲PUBにて。英会話の勉強にもなるね。

 

▲ギネスだったかな(覚えてない。うまかったのは覚えてるよ)

 

 

イギリスろぐ8 〜イギリスのアフタヌーンティー、予想の3倍は大きいよ〜

 「お金が原因で諦めるのはやめよう!」

 

カレッジ巡りを終えて、休憩することとした。

イギリスといえば、アフタヌーンティーということで、本場のアフタヌーンティーを体験することに。

 

場所は、ラドクリフ・カメラからほど近い「Quod Restaurant & Bar」というお店。

www.quod.co.uk

 

この日の夜は、ロンドンで留学中の友達と合流してミュージカルを見ることにしていた。オックスフォードを出る電車の出発時刻まで40分ほどあった。

 

アフタヌーンティーのメニューはシンプルで、3つのグレードのメニューがある。どのメニューももちろんティーが付いてくるので、違いはデザートの内容だけだ。

 

f:id:yudaidolce:20190606220235p:plain

アフタヌーンティーのメニュー

(イギリスで入ったお店はだいたい、公式ホームページでメニューを見れることを、ブログを書いていて知りました。すごい)

 

冷静に考えると、初アフタヌーンティーだし、お値段も考えると、一番ランクの低いCREAM TEAでいいのだけど、真ん中の"TRADITIONAL"に惹かれてしまった。お値段も結構するけど、「お金が原因で諦めるのはやめよう!」という謎の意思で、「TRADITIONAL HIGH TEA」を頼むことにした。

 

この時、僕たちはまだ知らない。

 

 

このあとに起こる悲劇を…。

 

 

10分ほど待つと、まずは紅茶が出てきた。

 

▲紅茶の種類忘れた…。もちろん美味しかった。

 

そして、さらに5分ほどで、お菓子が出てきた。

想定外のお菓子が…。

 

 

 

 

おお〜。

びっくり。

 

確かに、もう一度メニューを見直すと、メニューに書いてあるものがちゃんとお皿に乗っている。

 

この時点で、お店を出なければならない時間まで残り10分ほど。

 

この量は、厳しい…。

 

写真撮影を済ませ、いただく。

正直、食べ方の正解が分からないが、一番下のサンドイッチから順にいただく。

美味!

どれもこれも美味!!!!

 

▲一番上のお皿は、ケーキやプリン

▲真ん中は、スコーンとバターとジャム

▲一番下は、サンドイッチ

 

駅までは、バスで7分ほど。

バス停は店の目の前にある。

けど、全然食べきれずに、バスは見送る。

そう、走ることにした。

 

結局、ケーキの一部は、密かに紙に包んでカバンに入れて、店を出る。

 

駅までは、約1km。

 

全力でダッシュした笑

 

今回の旅では、ランニングもしようということで、ランニングシューズとウェアを持ってきている。

もちろん、この時は、ランニングウェアもランニングシューズも履いていないのだけど。

 

爽快なランニング。これはこれでいい。

 

オックスフォードを走ったことが、いつか財産になる。だろう。

 

▲途中道を間違えて、ショッピングセンターを無駄に駆け回った

 

▲こうして、ギリギリ間に合って、無事ロンドンへ向けた電車に乗り込んだ。

 

オックスフォード終わり。

イギリスろぐ7 〜令和時代の今上天皇の母校を巡る〜

大学生のふりをすれば一緒に入っていけるのかも

 

クライストチャーチを跡にして、ぶらぶらと歩き行き着いたのは、ラドクリフ・カメラ。

1749年に建てられた科学関係書物を収蔵する図書館。内部は、ハリーポッターの撮影でも使われたということだが、ここはツアーでしか見学することはできない。もちろん、僕たちはツアーなんて予約もしていないので、入れなかった。

 

ラドクリフ・カメラ。ハリーポッター役のダニエル・ラドクリフと名前が同じであることは、ただの偶然らしい。

 

ツアーでしか内部を見学できないというのは、この建物が現役の図書館だからだ。学生は普通に出入りすることができる。

印象的だったのは、建物の外で座って話していたり、昼ごはんを食べている学生たち。余裕のある感じが、かっこいいですね。

 

▲階段に座って休憩中の学生

 

ラドクリフ・カメラを含めて、ボンドリアン図書館の一つの施設である。すぐ近くに本館がある。

 

ファサードの縦縞が印象的な建物だ。

 

▲「ビブリオテカ…」と書いてあるので、図書館だとわかる。

 

こちらは、内部の一部を見学することができる。

ここも、ハリーポッターの撮影で使われた場所だ。

 

▲見学できるのは、この写真に写っている場所だけ。

 

以上の通り、ツアーに申し込まないとほとんど見るところはないと言っても良い。

これからオックスフォードを訪ねる人には、ぜひツアーで内部を見学することをオススメしたい。

 

▲他のブログでも載っていたこの渡り廊下。すみません、あまりよくわかっていない。

 

ラドクリフ・カメラの向かい側には、聖メアリー教会という教会があって、この教会は塔の上に登って街を見渡すことができる。こちらは、4面見渡せるので、結構良かった。

 

▲目の前のラドクリフ・カメラ

 

この後、ザーッとカレッジを巡った(カレッジ巡りが目玉とか言っといて、雑)。

カレッジは、基本的に無料で見て回れるが、建物の中を見れるところはほとんどない。

 

1 オール・ソウルズ・カレッジ

 

 

2 クイーンズ・カレッジ

 

3 マートン・カレッジ

こちらは、令和時代に即位した今上天皇である徳仁様が通っていたカレッジ。他のカレッジとは一味違って、落ち着いた雰囲気ですごく良い。入り口には、令和の天皇が通っていたことを書いた小さなチラシが貼ってあった。

 

▲聖堂では、ちょうどオルガンパイプを練習している学生がいた。迫力のある演奏を生で聴くことができた。

学生寮の入り口

▲バーを発見

 

こう振り返ると、あまりカレッジ巡っていないことが明らかになってしまう。

総じて、日本の大学とは全く違うなあと思った。まさに、大学は勉強する場所というだけでなく、居住する場所でもあって、グラウンドとかバーとか中庭などの様々な設備が充実している。

こうしてカレッジを見学している間も、オク大生たちが時折カレッジを出入りしていて、大学生のふりをすれば一緒に入っていけるのかもと思ってしまうほどの距離感で彼らを感じることができるのも、カレッジ巡りの魅力だと思う。

この他にも、いくつもカレッジはあるので、オックスフォードに行く方は、午前中から計画的に巡ることをオススメしたい。

 

 

 

歩き疲れた青年らは、アフタヌーンティーを求め、カフェに入ることにした。

イギリスろぐ6 〜ランチ香るクライストチャーチ〜

 そう、昼食のにおいが残っているのだ。

 

お昼を食べてまず向かったのは、本命のクライストチャーチ

 

クライストチャーチは、ハリーポッターのあの食堂のモデルだ。

オックスフォード大学でも現役の食堂であるため、学生が利用する昼間は見学ができない。

午後は14時から見学開始となる。

 

このクライストチャーチは有名なので、劇混みするらしい。

さらに、食堂の見学時間は14時からだけど、それ以外の部分は14時前から見学可能なので、

早めに行って食堂以外の部分を見学してから、14時を見計らって食堂を見学するのがいいらしい。

 

ということで、僕たちはクライストチャーチを目指した。

 

クライストチャーチの塔が見えてきた。

 

塔の下の門ではなく、さらに進んだ場所にある門から入場する。

 

 

 

門に入った場所から望むクライストチャーチ

 

かわいらしい庭のあるアプローチを進む

 

 

エントランスの建物の近くには、既に多くの人がいた。特に中国人の団体客がたくさんいた。

世界中どこにでもいる中国人すごい。

 

エントランスとなる建物

 

 

周辺はだだっ広い緑地になっている。

 

芝生でくつろぐ観光客

 

これだけ美しい芝生は管理する人があってのもの

 

14時前だが、入れる。

入場料金は下の写真のとおり。

 

 

▲14時前につくと、看板の下から5行目あたり、食堂のHallCLOSEDになっているが、それ以外の部分はOPENになっている。

 

エントランスを抜けるとすぐに中庭がある。

外の喧騒とは裏腹に、シンとした静けさが包む。

 

 

さっそくハリーポッター

 

さらに、奥には広い中庭がある。

学生以外は、この芝生に入ることは許されない。

 

 

屋内に、小さい庭を発見

 

聖堂のステンドグラス

 

 

はたまた小さなコートヤード

 

こんなところで勉強できる大学生、うらやましい

 

こんなにかっこよいお土産店見たことありますか???

 

売店を出たところの天井。木造のアーチ。

 

と、20分ほどかけて一通り見学すると、元の場所に戻ってくる。

ホールには、行列ができ始めていたので、並ぶ。

 

 

もう完全にハリーポッター

 

 ▲天井の意匠

 

そして、ホールに入場。

基本的には、一筆の動線が用意されていて、そこを行列を作りながら歩く。

 

高い天井、壁には所せましと肖像画が並び、荘厳な雰囲気

 

 

行ってみた感想としては、狭い!

ハリーポッターの映画の中の大きさの、1/4くらいの大きさ(という勝手な感覚)。

ここで、食事をとれる学生はうらやましい。

 

そして、午後一番に行くことによるメリットとしては、「匂う」ことだと思う。

そう、昼食のにおいが残っているのだ。

これはこれで本物感があってよかった。

 

フォークやスプーンが残されている。

 

 出口付近には、献立が貼ってあったので、パシャリ

 

おまけ:後ろを振り返れば、こんな感じでたくさんの人がいる。

 

青年は、クライストチャーチを後にして、残りのカレッジへ向かった。

イギリスろぐ5 〜羨ましいね、オク大生〜

 

オックスフォードに着き、駅前のロータリーからバスに乗って街の中心部へ向かった。

駅から街の中心部までは1kmくらいなので、歩けないこともない。

 

バス停の情報がよく分からないので、グーグルマップを頼りに街の中心部にきたところで、適当にバスを降りた。

そして、まず向かったのは、カーファックス・タワー。

街を歩く前に、塔の上からオックスフォードを見ることにした。

 

▲カーファックス・タワー

 

▲頂上からの景色①

背景には田園が広がっている。非常にコンパクトな街だ。

 

▲頂上からの景色②

 

▲足元の交差点。赤いバスが可愛らしい。

 

オックスフォードの観光は、基本的にはカレッジ巡りである。

街の中に点在するカレッジを見学する。カレッジとは、正直説明を読んでもいまいちよく分からないが、大学施設や学生寮から構成されるもので、オックスフォード大学は複数のカレッジで成り立っている。

 

街は落ち着いた雰囲気で、小ぶりの建物が多い。

いい感じだけど、なぜかディズニーランド的な偽物感を感じた。偽物ではないんだけど。

 

▲突き当たりの建物は、ショッピングモール。

▲生い茂る家。

▲小ぶり。

 

ぶらぶら歩きながら、まず向かったのはベイリオル・カレッジ。

 

▲ベイリオル・カレッジ。

 

入ろうとすると、お昼休みなので入れないとのこと。カレッジの多くはお昼は入れないから注意しないといけない。

どのカレッジもお昼休みなので、僕たちも来て早々だけど、お昼休みを取ることにした。

 

この日のお昼は、ファストフード!

でも、ただのファストフードではない。

この「LEON」というハンバーガー屋は、自然派のファストフード。自然派とは、完全なベジタリアンではないが、肉を使わない、またヘルシーで、食べても罪悪感のないファストフードを提供している。

ロンドンでは、大流行りらしい。

▲店内の壁紙のメッセージがいいね!

 

と、ここまで、オックスフォードに移動してきただけで、すでに13時くらいだったかな。

時間無駄にしてしまった感が強いが、ここから怒涛のカレッジ見学が始まる。

 

青年たちは、クライスト・チャーチへ向かった。

 

ヴィスタのある街並み

イギリスろぐ4 〜最高峰の学園都市オックスフォードへ〜

優柔不断男子の僕たちは…

 

しばらく投稿が空きました…。

「前回の記事で紹介した各所を今後細かく書いていくよ」なんて自分に課題を課したせいで、書く気が起きず放置という最悪の展開となりました笑。

 

urlog.hatenablog.jp

 

ということで、前回記事のロンドン名所については、時間ある時の自分にたくして、イギリス滞在3日目に行ったオックスフォードについて、書きます。

 

 

オックスフォードは、かの有名なオックスフォード大学があるまち。

ハリーポッターのロケ地としても有名で、ホグワーツ魔法学校の大きな食堂は、オックスフォード大学の現役の食堂なのだ。

ハリーポッターの世界!

 

今回の旅では、ロンドンに4泊5日の旅程で、最初の日は夜に到着して寝るだけで、最後の日も朝起きて飛行機に乗るだけなので、実質は2泊3日の滞在。なので3日間全てをロンドン観光にまわして満喫するか、少し郊外のオックスフォードに足を伸ばすかは非常に悩ましかった。

 

日帰りで楽しむことができるのかを、前日に入念にリサーチすると日帰りで十分というブログが多いが、一方で日帰りでは時間が足りないようなことを書いているブログもちらほら。そして、ロンドンに留学中の友人にも、日帰りはもったいないと言われていた。

 

結論を言えば、オックスフォードは日帰りで十分!

 

優柔不断男子の僕たちは、当日の朝も行くか行かずか決めていなかったので、結局ロンドンを出発するのが遅くなってオックスフォードに着いたのはお昼ころだった。さらに、その日はロンドンでミュージカルを観ることにしていたので、オックスフォードを出たのは16時ごろ。滞在時間は、5時間という短さ。そんなぼくが十分だったというのだから、きっと朝早く出て夜遅くに帰れば、十分に満喫できると思う。

 

前日にロンドンの街を歩きすぎて疲れていたので、朝も9時ごろ起きて、ホテルで朝食を取りながら、「オックスフォード行くかー。」と決めて、急いでホテルを出発した。

 

オックスフォードへの行き方は、バスか電車。

バスは安くて遅いが、電車は高くて早い。

すでに遅れをとっていた僕たちは、迷うことなく時間をお金で買った。

 

ホテルを出る時に、グーグルマップで経路検索すると、乗り換え時間がギリギリな経路が見つかる。

▲ホテルを出ると、ど快晴のロンドン。ロンドンに残る選択もありだったかも。

 

ロンドンは、メリルボーン駅が出発駅。

目的の電車が出発する10分前に到着して、駅でチケットを購入する。もう間に合わないかも、と思ったけど、さすがキャッシュレス社会、すぐにチケットをゲット。往復で54ポンド。まあまあですね。

 

▲この右の電車。新幹線のような特急。出発時間3分前に乗り込む。

 

電車内では、今夜見る予定のミュージカル「レミゼラブル」をアマゾンプライムで予習。

 

車窓の景色は、都市から徐々に田園に変わる。

 

1時間ほどで到着。

 

いざ、最高峰の学園都市、オックスフォードへ。

 

 

イギリスろぐ3 〜建築、都市好きが回るロンドン〜

 the London観光

 

ロンドン1日目はthe London観光をすることになった。

ロンドンといえば公共交通だが、この日は公共交通をほとんど使わずに歩いて回った。ルートを思い出してマッピングすると、こんな感じ。

▲赤色が歩き、黒点線が地下鉄。めちゃくちゃ歩いた。

 

ロンドンを知っている人じゃないと、この地図を見てどこを回ったのかなんてわからないと思う。

名所のほとんどを回れる結構良いルートだと思うので、本記事ではダイジェストにお届けして、以降の記事で詳細を書いていくことにする。

特に、建築や都市開発的に熱いところを多めに回っているので、建築に興味ある人は必見!

 

 

 

1 Borough Market

歴史ある高架下のマーケット。大空間が気持ちいい。朝ごはん調達可能。

 

2 Southwark Cathedral

ロンドンブリッジの袂にある大聖堂。内部の撮影には、1ポンドの寄付が必要。

 

3 London Bridge

ロンドンの橋(雑な説明)。「ロンドン橋落ちた」の歌で世界的に知られる。有名なタワーブリッジを望むことができる。

 

4 Monument to the Great Fire of London

世界的大火として知られる1666年のロンドン大火後に作られたモニュメント。当時のロンドンは木造家屋が一般的であり、その中で建設された石像の塔。

 

5 Bank of England

行きの機内で「メリーポピンズリターンズ」を見てよかった。

設計は、ジョン・ソーン。

 

6 Lloyd's of London

イギリスの保険会社ロイズのオフィスビル。デザインの密度に驚かされる。

設計は、リチャード・マイヤー

 

7 One New Change

セントポール大聖堂に隣接する商業施設。セントポール大聖堂へのヴィスタを引き込んだ平面計画。ファサードもカッコいい。

設計は、ジャン・ヌーヴェル。

 

8 St. Paul's Cathedral

かの有名なセントポール大聖堂。

設計は、クリストファー・レン。

 

9 Sir John Soane's Museum

建築家ジョン・ソーンの邸宅が美術館となっている。内部の美術品の数は尋常じゃない。毛深い空間。

 

10 Royal Opera House

オペラハウスの、渡り廊下(通っただけ)。

 

11 Covent Garden Market

綺麗な商業施設。コヴェントガーデンは、オペラハウスを含めた地区を指す。

 

12 Trafalgar Square

三越のライオンのモデルがいる広場。地球の歩き方には、ロンドン観光はここから始めるのが良いと記載がある通り、ロンドンの中心。

 

13 Big Ben

言わずもがなロンドンの目玉。工事中で残念。

 

14 貴族院

工事中のビッグベンにがっかりして、ビックベンの尻尾の位置にある貴族院の塔を見学。

 

15 Westminster Abbey

これまでイギリスの歴史を作ってきた皇室関係者の墓がある寺院。水曜日は普段より安く入れます。

 

16 Buckingham Palace

正面玄関前では、兵隊さんが見れる。

 

17 Cardinal Place

足元が商業施設、上層階はオフィスのコンプレックス。なんとなく六本木を思い起こさせる。

 

18 Oxford Circus

オックスフォードサーカスの交差点。上手く撮影できるスポットを探せず、パノラマで(ひどい)。

 

19 Piccadilly Circus

1番の繁華街!?劇場が多く点在する。イギリスの街にもこんな大画面が!?

 

建築や都市計画を勉強してよかったことは、普通の人よりも目が肥えていることだ。

どんなつまらない街並みも細部まで気になる。建物の外壁の素材やファサードのデザイン、歩道と車道の幅、舗装の変わり目、サインのデザイン、人のアクティビティ、、。

普通の人より、何倍も街の景色を楽しむことができるのだ。

 

今回の記事はここら辺にして、次回から各々書いていく。