ゆるろぐ -Urbanisme Log-

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都市生活屋のブログ

今年ファインダー越しに見たもの/2023を振り返る

今年は本当にいつの間にか年の瀬になっていたという感覚。

年末なので、今年を振り返る。

記事作成に着手したのが12/29の深夜というありさま。でも、この企画だけは、粘り強くやりぬくんだ…(そうでなければ、このブログは金輪際更新されないものとなろう)。

 

さて、2023年、この年の持つ意味は僕にとって非常に大きい。というのも、30歳になる節目の年であったからだ。10月生まれということもあり、2023年はほぼほぼ「20代最後の年」といえる。

20代の人間からすると、30歳というのは大きな大きな到達点に思えてつい身構えるものだ。「20代のうちに〜」という呪いに例も違わず罹りながら、せかせかしていたけれど、なってしまえばあっけなく、なにか変わるわけでもなくシームレスに30代に移行するのみ。

 

2023年は、旧態依然の権力が解体された年であり、今年の漢字が「税」となった年であり、円安と物価上昇が激しい年であった。何よりも大きな変化としては、マスクがなくなったことだろう。

と、誰でも言えそうなことをつらつら書きながら、実を言うと、今年を振り返る一貫したテーマを模索しているが、あまりいいのが思い浮かばない。考えている時間もない。だから、このテーマにしたいと思う。

 

「ファインダー越しに見たもの」

 

2020年の振り返りの記事にも登場したミラーレス一眼カメラ「fujifilm XT-4」。

 

urlog.hatenablog.jp

 

あのときいいカメラを買ったことは、素晴らしい選択だったと思っている。基本的には旅先で使うことが多いこのカメラ。今年はコロナ禍が正式に終了したこともあり、カメラを使う機会も多かった。そんなわけで、今年ファインダー越しに見た世界を振り返ることにしたい。

テーマが弱いなんて言わないで。

 

目次

 

 

2月/3年半ぶりの海外旅行、パリへ行く

今年はコロナ禍になり全く行けなくなった海外旅行が解禁した年だ。最後に行った海外旅行は2019年9月のオランダ旅行。そう、つまり3年半ぶりに出国することになる。

記念すべき目的地はフランス、パリ。4日間という超弾丸旅行ではあったが、海外旅行っていいなと再確認する旅となった。

肝心の内容としては、パリの主要スポットを駆け抜けるのだけで精一杯であった。念願のサボア邸を体感できたことはとてもよかった。

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3月/花見風呂付き物件であることが発覚

旅先以外でファインダーを覗くことはめったにない。3月は、そのめったにない瞬間が訪れた。今の部屋に住んでから初めて訪れる春。お風呂場の窓からの景色が桜でいっぱいになることを初めて知った。花見風呂付き物件だったか〜。やられたよ。不動産情報にアピールしてもよいでしょう。



4月/馬のいる暮らし

前の前の会社の元上司と再会して、ひょんなことから上司の通う乗馬クラブへ連れてってもらうことになった。大学一年生のときに馬術部に見学行って以来の馬との触れ合い。めちゃめちゃ馬がいる環境がこんな身近にあるとはと驚く。馬と触れ合うことでリラックス効果もあるらしい。馬のいる暮らしはいいな〜。と無邪気に思ったが、かかる費用はとてもとても払えない。これぞ本当の“オトナの趣味“である。それを差し引いても、とてもいい趣味だな〜と思ったのでした。



 

5月/熱帯と亜熱帯のバックパック

熱帯の東南アジアと亜熱帯の沖縄を訪れた楽しい5月。

東南アジアは、友人とバックパックひとつでタイ→マレーシア→シンガポールと縦断する旅。社会人6年目ともなるとある程度のお金が溜まってきて生活も旅のスタイルも学生の頃とは変わってくる。金で解決できることが増えてくると、面倒なことはしなくてよくなる。そんななか、あえてお金を使わない旅を、20代のうちに改めてバックパッカーに。ただの貧乏旅行ではなく、現地での移動は長距離バスから飛行機、ドミトリーから五つ星ホテルまで幅広い体験を組み込んだ。

東南アジアは7年ぶりに訪れる。日本との差はかなり縮まってるように感じた。理由は、きっと円安の影響が大きいけど、それだけじゃなく、バンコクの都市の発展状況に驚かされた。

そして一番感動したのはライドシェアアプリ「Grab 」。

トゥクトゥクもタクシーもいちいち金額交渉をしなければならなかった東南アジアのモビリティ社会で、ライドシェアはゲームチェンジャーすぎる。ユーザーによる評価社会では、客に悪態をつくなんてもはや許されない。料金も乗る前に決まってしまうし、なんなら民間人の方の車はトゥクトゥクより快適で時間に正確で、もう素晴らしいのだ。

東南アジアに行く際は、ぜひ事前にアプリを入れていこう!

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7月/今年の登り初め 立山

今年は技術士なる資格試験を受けたので、7月半までは試験勉強に勤しんでいた。試験から解放された翌週に今年の登り始めとして立山連峰へ。快晴と雲海の素晴らしい山行であった。

新調したオクタ素材のアクティブインサレーション「ランウィズオクタ」は最高で、今年のベストバイです。



 

8月/本物のアルプスのあるところ、スイスへ

大学の友人4人でスイスを周遊。またしてもバックパッカー

ここでは円安の極みを実感して、泣きそうなくらい大金を使ったけれど、お金を経験に変えてくことの尊さと大切さを教えてくれた最高の旅だった。10日間でかかった費用は60万円。不思議なことに、旅が終わっての感想としては思ったよりもかからなかったな。いや、あの体験でこの値段は安すぎる。

20代最後の海外旅行納めには最高であった。

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9月/日本でも山へ登る

大菩薩嶺五竜岳に登る。

大菩薩嶺はガスで景色は全く見えず。がっかりしていたら、山頂で鹿と会えた。

五竜岳は最高の天気に恵まれた。

今年は立山と合わせて百名山を3座踏破した。

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10月/自分のルーツをまた一つ知る

30歳になった月。

父方の祖母の米寿祝いで京都に行き、母方の祖母の兄弟に会いに奈良に行った。

30歳になると同時に、両祖母の歴史を知る機会にもなり、自分のルーツへの理解を深める月となった。

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12月/名建築に宿泊を

11月〜12月で資格試験や仕事に追われた最後のご褒美に、箱根の名建築に宿泊。

村野藤吾設計のザ・プリンス箱根芦ノ湖芦ノ湖のほとりで、最高の宿泊体験。ホテルの部屋から見える景色が素敵だった。

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まとめ

ということで、今年もなかなか動き回ったいい1年であった。

30代からの人生はどんどん加速していきそうで怖いけれど、一日一日を大切に生きていきたい。

 

P.S.

ここ2ヶ月くらいで、本ブログの広告収入が急に入ってきた。

毎度ながら年末しか記事を書いていないけれど、読んでくれている人がいるんだなと実感。ありがとうございます。

来年こそは、2本以上書けるといいな。