イギリスろぐ10 〜テートモダンに圧倒されて〜
子供の頃、自宅のトイレに敷いてあったカーペットの毛並みを手でいじって色が変わることが面白くてよくいじくり回していたことを思い出した。
イギリス4日目は、再びロンドン観光。
ただこの日は、一昨日のロンドン観光と違って、モビリティを使い尽くした。地下鉄、フェリー、、、、(威張って言うほど乗ってなかった、、、)
本日の朝食は、バラ・マーケットで調達。
やはり、本場の空気を吸って食べる料理は美味しい。
ホステルの朝食は食パンの押し売りで味気なかっただけに。
▲朝のバラ・マーケット
▲パン屋さん。積み上げ方がすごい。
▲オリーブオイルとトマトのパン。絶品!
この日はまずテートモダンへ向かった。
テートモダンは、名前だけでも聞いたことがある人が多いかと思うが、イギリスの国立の現代美術館である。響きが、「帝都モダン」と変換できるから、近代日本感あるけど、「帝都」という名前の通り、国立である。
冗談はさておき、Wikipediaによれば、テートとはイギリス政府の美術館運営組織だ。
テート(テイト) (Tate) は、イギリス政府の持つイギリス美術コレクションや近現代美術コレクションを所蔵・管理する組織で、ロンドンなど各地にある国立の美術館を運営する。2000
▲写りきらない巨大さ
テートモダンは、火力発電所を転用したコンバージョン建築であり、設計は著名な建築家コンビ、ヘルツォーク&ド・ムーロンだ。
さて、建物の中に入っていこうと思ったが、なんとまだ開館時間前で入れず。
テートモダンの前に架かる橋「ミレニアムブリッジ」を見学して時間を潰した。
▲ノーマン・フォスターによる設計のミレニアムブリッジ
▲桁下
▲テートモダンとセントポール寺院を結んでいる。
ミレニアムブリッジを1往復して、ちょうどテータモダンの開館時間となった。
▲巨大な建物の内部は、巨大な吹き抜け空間。
▲火力発電所のリノベーションならではの大空間だ
▲入館料は、無料です
▲展示室には柔らかい光が差し込む
このテートモダン、入館料は無料ながら、国立の美術館なので、計り知れない数の美術品が展示されている。正直、1日では到底見て回ることはできないだろう。時間のない僕らは、展示室を1、2個見て回っただけ。
そんな中、非常に面白いインスタレーションを発見した。
このオレンジ色の壁だ。
▲通路に現れた大きな一面オレンジ色の壁。なにやら文字が書かれている。
なんとこの壁、カーペット(絨毯)。
毛の「立つ」と「寝る」で色が変わることを利用して、ホワイトボードのような使い方が可能なのだ。みんな自由に文字や絵を書いていた。消すのも手で撫でるだけ。
子供の頃、自宅のトイレに敷いてあったカーペットの毛並みを手でいじって色が変わることが面白くてよくいじくりまわしていたことを思い出した。
それをまさかこんなインスタレーションにしてしまうとは。発想が豊かだ。
▲イギリス在住の友人、日本語を書き始める。
▲ひとまず、new eraである令和を書かせていただいた。
令和を囲んで記念撮影をすると、写真を撮ってくれた人にどういう意味か教えてくれと言われた。it means harmony and order
▲渡り廊下を渡って、新館に向かう。
▲新館の外観。こちらもヘルツォーク&ドムーロンの設計。
▲新館内部。最上階には展望台があるというので、エレベーターで向かう。
▲360度、ロンドンを一望できる。
今回の旅では、まだロンドンを上から見ていなかったので、ここに来てよかった。
▲サザーク方向を見通す
▲(おそらく)大英博物館の方向を見通す
▲テートモダンの隣には、なにを間違えたか、ガラス張りのマンションが…。
なんだかんだ2時間ほど滞在したが、テートモダンのあの巨大な吹き抜け空間はぜひとも訪れて圧倒されてたい。
そして、ロンドンの街を上から眺めることができる(しかも無料で)という点でも訪れてよかった。
この後は、グリニッジへ向かいます。
▲テートモダン前の広場のあーと。
仮説思考のススメ
backcastな考え方で幹を捉えて、必要な枝葉は後から付け足していく。
今日は久しぶりに社内で研修があった。研修といえば、退屈な授業を聞いたり、あまりにも短い時間での即興のグループワークをやらされたりと、正直身になっている気がすることはそうそうない。
そんな世間一般のイメージを背負う研修だが、今日の研修はかなりためになったので、ここに書き記しておこうと思う。
今日の研修のテーマは、「仮説思考」。
仮説思考とは、物事に取り組む際にあらかじめ仮説を持って取り組むということ。
これは、特別画期的な考えではない。理系の人なら(卒業研究をする文系の人も)研究をする中で鍛えられる能力だから。事象の要因の仮説を立てて、その検証と精査を繰り返した先に論理的な説が構築される。
この仮説の構築と検証がたったの一つであれば単純だが、複数の仮説が段階的に検証されて解を得るようなことになれば、必要な労力がうんと増える。
そして、業務とはそういうものだ。
都市計画(都市計画に関わらず多くの業務がそうであるかもしれないが)とは、まさに雑多な変数による方程式であり、変数一つ一つを決定しながら解を求めることになる。
個別の問題を扱う時はたいてい、そこに集中してしまい、当の目的を忘れてしまうなんてことが起きる。つまり、大して重要でない作業に凝ってしまったり、ましてや必要のない作業を作り出してしまう可能性すら潜んでいる。
美味しいカレーを作るために、ジャガイモを切っていたのに、ジャガイモの皮の剥き方に熱中してしまう。ジャガイモではなくても良いのではないかと思い、サツマイモを試してしまう。
僕らは美味しいカレーを食べてる時に、シェフから皮の剥き方や、サツマイモで挑戦して結局ジャガイモにしたことを熱心に話されても萎えてしまう。食材の産地とかもっと知りたい(重要な)ことがある。
業務における仮説思考とは、「業務開始時に最終的なアウトプットをチームで共有すること」だ。そして、そのアウトプットに向かって最適な作業計画を立てることで、無駄な業務を減らし、クオリティの高い成果を上げることができるのだ。
この仮説思考は、英語でいえば、"backcast"である。"forecast"【予報】の対義語。
前者は、目標像を決め、それに必要な作業を逆算的に考えること。
後者は、今を起点にして、作業を積み重ねていくこと。
明確な目標を据えて、逆算して計画的に進める。
今日の研修もまた、短時間である課題をチームで解いてアウトプットして発表する、という研修だったけど、あまりにも短い時間であることがこの研修ではミソだった。
短いからこそ、forecastな考え方では全く通用しない。backcastな考え方で幹を捉えて、必要な枝葉は後から付け足していく。
例えるならば、徹底的に、真正面から急所を攻め続けるような戦い方だと思う。
個人的には、何でもかんでもやってみて試行錯誤で人間は成長していくと思ってる。つまり、行動しない人はいつまでも何も成し遂げられない。
本田圭佑の言葉だと、「失敗にとらわれるな。成長にとらわれろ。」に当たると思う。
でも、今日の研修の考え方は、その反対側に立っているけど、上記の考えと共存する考えだと思う。
研修が終わって、「めっちゃ為になった」と思える研修なんて本当に数少ないと思う。
仮説思考、実践していこう。
イギリスろぐ9 〜迫力がすごい、ロンドンのミュージカル〜
あんなに美しくて大きな声を出せるなんて
オックスフォードで乗った電車は、1時間ほどでパディントン駅に到着した。
電車内では、相変わらず「レ・ミゼラブル」の映画を予習。
パディントン駅に着いても、まだ見終わっていないので、スマホを片手に移動していた。
▲ホームの一部が、駐輪場になっている。ゼロ距離のパークアンドライドだ。これは便利。
▲パディントン駅は地下鉄が何本も乗り入れている。上空の標識は必要最低限しかない。と思ったら、地面にサインが書いてある。非常に分かりやすい。
ミュージカルの劇場であるクイーンズ・シアターの最寄駅のピカデリー・サーカスまで地下鉄で行く。
幸い、最寄駅に着くまでに、映画「レ・ミゼラブル」を見終えることができた。
朝は、快晴だったロンドンも、この時間はしっかり雨。
雨が降っても、「ロンドンらしい」と思えてしまうからいい。
▲雨のロンドン
▲クイーンズ・シアターに到着。
建物の外装がレミゼラブル専用の外装になっている。専用のシアターのようだ。
到着したのは、開演の20分前くらい。
1階入り口は、写真で見てわかる通り、たくさんの人で混み合っていた。
今回、チケットは日本で事前に予約をしていた。
予約方法を簡単に説明しておくと、TODAY TIXというスマホのアプリで予約ができる。
こちらに、ログインして、見たい作品と日にちを選び、座席を選ぶ。それだけでOK。
チケットは、当日に劇場で受け取ることになる。受け取ることができるのは、開演の45分前から。事前に何かを印刷する必要はない。
チケットオフィスは、レミゼラブルの大きな少女の描かれたポスターの下のあたりにある。
一応、アプリの予約画面と、確認メールのスクショを用意しておいたが、名前をフルネームで伝えれば渡してくれる。
電子チケットすら不要であった。
TODAY TIXは非常に便利だったけど、劇場の公式サイトからも予約はできるみたいだ。
というか、実はこちらの方が座席の値段が若干安いような気がする。
しっかり確かめていないので、なんとも言えないが、両者を比べて検討してみてほしい。
そして、「ミュージカルはチケットとるの簡単!」とさらっと流したけど、実は席を決めるのが非常に難しい。というか、座席が非常に重要だと思う。
劇場は、3層構造になっている。
汚い写真で申し訳ないが、こんな感じ。
そして、座席によって、もちろん値段も大きく変わってくる。
一番安い席で、40ポンドくらい。一番高いと200ポンドを超えてくる。
座席の良し悪しについては、いろんなサイトで口コミや選び方のコツが書いてあるので、まずはこれらを読むといい。
僕としては、この二つ目のサイトが結構参考になった(3つ目のサイトの説明が日本語で書いてある)。
どこが値段以上の価値があって、どこが安かろう悪かろうな席なのか、がよく分かる。
僕が日本でチケットを予約したのは、上演日の1週間前だったので、その時点で結構席が埋まっていた。
しかも、友人2人と自分で3人並びでとるとなると、ほとんど選択肢はなかった。
3階席か、1階席のかなりいいところかしかない中で、「せっかくのロンドンだから」を発動して、結局約180ポンドの座席を選択した。
(冷静に高い。)
で、当日は、こんな距離感でミュージカルを見ることができた。
▲近い!
ミュージカル自体は、非常に迫力があって体験できて良かったと思う。
レ・ミゼラブルは、映画の曲と全く同じなので、ストーリーなども英語を聞き取れなくてもしっかり追うことができた。一緒に見た友人の一人は、レ・ミゼラブルを5年前に一度見ただけだったため、ほとんど記憶に残っていなくて、ストーリーに置いてきぼりにされていた。映画で予習して良かった。
それにしても、あんなに美しくて大きな声を出せるなんてすごい。
結論:ミュージカルは良い席で見るべし。
レ・ミゼラブルは、全体で3時間ほどの作品なので、正直長かった。
途中に幕が下がって、「えっ、終わり⁉︎」ってなる時間があるが、中間の休憩タイムだから、焦らないでほしい。
劇が終わった後は、客席内を見学することも可能だ。
▲ステージの下には、オーケストラのスペースがある。
▲日が長いロンドンもすっかり夜
この後、久しぶりの再会を祝して、初PUBでBEER!
明日が実質最後のロンドンの観光日。
どの国にいようが、時間は過ぎ去るものである。
▲PUBにて。英会話の勉強にもなるね。
▲ギネスだったかな(覚えてない。うまかったのは覚えてるよ)
イギリスろぐ8 〜イギリスのアフタヌーンティー、予想の3倍は大きいよ〜
「お金が原因で諦めるのはやめよう!」
カレッジ巡りを終えて、休憩することとした。
イギリスといえば、アフタヌーンティーということで、本場のアフタヌーンティーを体験することに。
場所は、ラドクリフ・カメラからほど近い「Quod Restaurant & Bar」というお店。
この日の夜は、ロンドンで留学中の友達と合流してミュージカルを見ることにしていた。オックスフォードを出る電車の出発時刻まで40分ほどあった。
アフタヌーンティーのメニューはシンプルで、3つのグレードのメニューがある。どのメニューももちろんティーが付いてくるので、違いはデザートの内容だけだ。
(イギリスで入ったお店はだいたい、公式ホームページでメニューを見れることを、ブログを書いていて知りました。すごい)
冷静に考えると、初アフタヌーンティーだし、お値段も考えると、一番ランクの低いCREAM TEAでいいのだけど、真ん中の"TRADITIONAL"に惹かれてしまった。お値段も結構するけど、「お金が原因で諦めるのはやめよう!」という謎の意思で、「TRADITIONAL HIGH TEA」を頼むことにした。
この時、僕たちはまだ知らない。
このあとに起こる悲劇を…。
10分ほど待つと、まずは紅茶が出てきた。
▲紅茶の種類忘れた…。もちろん美味しかった。
そして、さらに5分ほどで、お菓子が出てきた。
想定外のお菓子が…。
おお〜。
びっくり。
確かに、もう一度メニューを見直すと、メニューに書いてあるものがちゃんとお皿に乗っている。
この時点で、お店を出なければならない時間まで残り10分ほど。
この量は、厳しい…。
写真撮影を済ませ、いただく。
正直、食べ方の正解が分からないが、一番下のサンドイッチから順にいただく。
美味!
どれもこれも美味!!!!
▲一番上のお皿は、ケーキやプリン
▲真ん中は、スコーンとバターとジャム
▲一番下は、サンドイッチ
駅までは、バスで7分ほど。
バス停は店の目の前にある。
けど、全然食べきれずに、バスは見送る。
そう、走ることにした。
結局、ケーキの一部は、密かに紙に包んでカバンに入れて、店を出る。
駅までは、約1km。
全力でダッシュした笑
今回の旅では、ランニングもしようということで、ランニングシューズとウェアを持ってきている。
もちろん、この時は、ランニングウェアもランニングシューズも履いていないのだけど。
爽快なランニング。これはこれでいい。
オックスフォードを走ったことが、いつか財産になる。だろう。
▲途中道を間違えて、ショッピングセンターを無駄に駆け回った
▲こうして、ギリギリ間に合って、無事ロンドンへ向けた電車に乗り込んだ。
オックスフォード終わり。
イギリスろぐ7 〜令和時代の今上天皇の母校を巡る〜
大学生のふりをすれば一緒に入っていけるのかも
クライストチャーチを跡にして、ぶらぶらと歩き行き着いたのは、ラドクリフ・カメラ。
1749年に建てられた科学関係書物を収蔵する図書館。内部は、ハリーポッターの撮影でも使われたということだが、ここはツアーでしか見学することはできない。もちろん、僕たちはツアーなんて予約もしていないので、入れなかった。
▲ラドクリフ・カメラ。ハリーポッター役のダニエル・ラドクリフと名前が同じであることは、ただの偶然らしい。
ツアーでしか内部を見学できないというのは、この建物が現役の図書館だからだ。学生は普通に出入りすることができる。
印象的だったのは、建物の外で座って話していたり、昼ごはんを食べている学生たち。余裕のある感じが、かっこいいですね。
▲階段に座って休憩中の学生
ラドクリフ・カメラを含めて、ボンドリアン図書館の一つの施設である。すぐ近くに本館がある。
▲ファサードの縦縞が印象的な建物だ。
▲「ビブリオテカ…」と書いてあるので、図書館だとわかる。
こちらは、内部の一部を見学することができる。
ここも、ハリーポッターの撮影で使われた場所だ。
▲見学できるのは、この写真に写っている場所だけ。
以上の通り、ツアーに申し込まないとほとんど見るところはないと言っても良い。
これからオックスフォードを訪ねる人には、ぜひツアーで内部を見学することをオススメしたい。
▲他のブログでも載っていたこの渡り廊下。すみません、あまりよくわかっていない。
ラドクリフ・カメラの向かい側には、聖メアリー教会という教会があって、この教会は塔の上に登って街を見渡すことができる。こちらは、4面見渡せるので、結構良かった。
▲目の前のラドクリフ・カメラ
この後、ザーッとカレッジを巡った(カレッジ巡りが目玉とか言っといて、雑)。
カレッジは、基本的に無料で見て回れるが、建物の中を見れるところはほとんどない。
1 オール・ソウルズ・カレッジ
2 クイーンズ・カレッジ
3 マートン・カレッジ
こちらは、令和時代に即位した今上天皇である徳仁様が通っていたカレッジ。他のカレッジとは一味違って、落ち着いた雰囲気ですごく良い。入り口には、令和の天皇が通っていたことを書いた小さなチラシが貼ってあった。
▲聖堂では、ちょうどオルガンパイプを練習している学生がいた。迫力のある演奏を生で聴くことができた。
▲学生寮の入り口
▲バーを発見
こう振り返ると、あまりカレッジ巡っていないことが明らかになってしまう。
総じて、日本の大学とは全く違うなあと思った。まさに、大学は勉強する場所というだけでなく、居住する場所でもあって、グラウンドとかバーとか中庭などの様々な設備が充実している。
こうしてカレッジを見学している間も、オク大生たちが時折カレッジを出入りしていて、大学生のふりをすれば一緒に入っていけるのかもと思ってしまうほどの距離感で彼らを感じることができるのも、カレッジ巡りの魅力だと思う。
この他にも、いくつもカレッジはあるので、オックスフォードに行く方は、午前中から計画的に巡ることをオススメしたい。
イギリスろぐ6 〜ランチ香るクライストチャーチ〜
そう、昼食のにおいが残っているのだ。
お昼を食べてまず向かったのは、本命のクライストチャーチ。
オックスフォード大学でも現役の食堂であるため、学生が利用する昼間は見学ができない。
午後は14時から見学開始となる。
このクライストチャーチは有名なので、劇混みするらしい。
さらに、食堂の見学時間は14時からだけど、それ以外の部分は14時前から見学可能なので、
早めに行って食堂以外の部分を見学してから、14時を見計らって食堂を見学するのがいいらしい。
ということで、僕たちはクライストチャーチを目指した。
▲クライストチャーチの塔が見えてきた。
塔の下の門ではなく、さらに進んだ場所にある門から入場する。
▲門に入った場所から望むクライストチャーチ
▲かわいらしい庭のあるアプローチを進む
エントランスの建物の近くには、既に多くの人がいた。特に中国人の団体客がたくさんいた。
世界中どこにでもいる中国人すごい。
▲エントランスとなる建物
▲周辺はだだっ広い緑地になっている。
▲芝生でくつろぐ観光客
▲これだけ美しい芝生は管理する人があってのもの
14時前だが、入れる。
入場料金は下の写真のとおり。
▲14時前につくと、看板の下から5行目あたり、食堂のHallはCLOSEDになっているが、それ以外の部分はOPENになっている。
エントランスを抜けるとすぐに中庭がある。
外の喧騒とは裏腹に、シンとした静けさが包む。
▲さっそくハリーポッター感
さらに、奥には広い中庭がある。
学生以外は、この芝生に入ることは許されない。
▲屋内に、小さい庭を発見
▲聖堂のステンドグラス
▲はたまた小さなコートヤード
▲こんなところで勉強できる大学生、うらやましい
▲こんなにかっこよいお土産店見たことありますか???
▲売店を出たところの天井。木造のアーチ。
と、20分ほどかけて一通り見学すると、元の場所に戻ってくる。
ホールには、行列ができ始めていたので、並ぶ。
▲もう完全にハリーポッター
▲天井の意匠
そして、ホールに入場。
基本的には、一筆の動線が用意されていて、そこを行列を作りながら歩く。
▲高い天井、壁には所せましと肖像画が並び、荘厳な雰囲気
行ってみた感想としては、狭い!
ハリーポッターの映画の中の大きさの、1/4くらいの大きさ(という勝手な感覚)。
ここで、食事をとれる学生はうらやましい。
そして、午後一番に行くことによるメリットとしては、「匂う」ことだと思う。
そう、昼食のにおいが残っているのだ。
これはこれで本物感があってよかった。
▲フォークやスプーンが残されている。
▲出口付近には、献立が貼ってあったので、パシャリ
▲おまけ:後ろを振り返れば、こんな感じでたくさんの人がいる。
青年は、クライストチャーチを後にして、残りのカレッジへ向かった。
イギリスろぐ5 〜羨ましいね、オク大生〜
オックスフォードに着き、駅前のロータリーからバスに乗って街の中心部へ向かった。
駅から街の中心部までは1kmくらいなので、歩けないこともない。
バス停の情報がよく分からないので、グーグルマップを頼りに街の中心部にきたところで、適当にバスを降りた。
そして、まず向かったのは、カーファックス・タワー。
街を歩く前に、塔の上からオックスフォードを見ることにした。
▲カーファックス・タワー
▲頂上からの景色①
背景には田園が広がっている。非常にコンパクトな街だ。
▲頂上からの景色②
▲足元の交差点。赤いバスが可愛らしい。
オックスフォードの観光は、基本的にはカレッジ巡りである。
街の中に点在するカレッジを見学する。カレッジとは、正直説明を読んでもいまいちよく分からないが、大学施設や学生寮から構成されるもので、オックスフォード大学は複数のカレッジで成り立っている。
街は落ち着いた雰囲気で、小ぶりの建物が多い。
いい感じだけど、なぜかディズニーランド的な偽物感を感じた。偽物ではないんだけど。
▲突き当たりの建物は、ショッピングモール。
▲生い茂る家。
▲小ぶり。
ぶらぶら歩きながら、まず向かったのはベイリオル・カレッジ。
▲ベイリオル・カレッジ。
入ろうとすると、お昼休みなので入れないとのこと。カレッジの多くはお昼は入れないから注意しないといけない。
どのカレッジもお昼休みなので、僕たちも来て早々だけど、お昼休みを取ることにした。
この日のお昼は、ファストフード!
でも、ただのファストフードではない。
この「LEON」というハンバーガー屋は、自然派のファストフード。自然派とは、完全なベジタリアンではないが、肉を使わない、またヘルシーで、食べても罪悪感のないファストフードを提供している。
ロンドンでは、大流行りらしい。
▲店内の壁紙のメッセージがいいね!
と、ここまで、オックスフォードに移動してきただけで、すでに13時くらいだったかな。
時間無駄にしてしまった感が強いが、ここから怒涛のカレッジ見学が始まる。
青年たちは、クライスト・チャーチへ向かった。
▲ヴィスタのある街並み