夜のロンドンは、人通りが多い。
イギリスに到着したものの、時間は夜の10時。
そこから、中心部の宿に移動するから、到着は0時を回る見込みだった。
空港から市内へは、特急電車か地下鉄(通称、TUBE:チューブ)で行くのが一般的。
今回は安さを求めて地下鉄にした。
ロンドンの地下鉄は、オイスターカードという、日本でいうスイカのようなICカードを使用する必要がある。
空港地下鉄駅で、オイスターカードを購入。オイスターカード作成に5ポンドかかる(デポジットなので、使い終わったら返ってくる)。この時同時にお金をチャージする。
JCBカードは、あまり使えないと噂で聞いていたが、オイスターカードの購入では使えました。
地下鉄へ乗って、グリーパークで乗り換えロンドンブリッジへ。
▲イギリスの地下鉄はかまぼこ型で、TUBEと呼ばれる。
▲グリーンパーク駅まで一本。ここで乗り換え。
初日にして深夜のロンドンに少しビビりながら進む。
地下鉄の乗り換え通路では、パフォーマーを発見した。ロンドンでは、床に半円の模様がある場所でのみパフォーマンスが許されているのだとか。
▲床に半円の模様が。
と、この話題をあっさり終わらそうと思ったが、「ここで調べないとブログ書く意味ないでしょ!」ともう一人の自分に言われたので、調べてみると…、
こんなページに行き着いた!
これは、ロンドン地下鉄の公式サイト。
路上で演奏している彼らはBusker(バスカー)と呼ばれ、厳しいオーディションに勝ち抜いた人たちだった。2時間制で地下鉄公認で演奏をしている。チップがそのまま収入になるらしい。
あのEd Sheeranもいたらしい!
地上に出ると意外と人がいる。夜のロンドンは、人通りが多い。道端には、路上生活者が寝ている。
そして寒い。5月だが、日本の3月くらいの寒さ。
地下鉄出口から5分ほど歩いて宿に着いた。
宿はここ。
シャワーの出は良い。けど、巨大なホステルなので共用部は狭い。朝食は4ポンド。
となりには、パブのようなものが併設されていて、若者が集まってバンド演奏をしていた。
と思ったら、カラオケをしていた。
受付も混み合っていてしばし待つ。
予約は2段ベッドのドミトリーにしたのに、案内されたのは3段ベッドの部屋。
日本時間では、朝の8時なので、完徹したあとの疲れを感じていた。違う部屋にしてなんて言っている気力もなく、シャワーを浴びてすぐに就寝。
2段ベッドにしたのに、3段ベッドの部屋へ通されたら、しっかり抗議しましょう!日本人舐められるよ!
僕はしなかったので、日本人の皆様に謝ります。
青年は3段ベットの一番上で深い眠りについた。
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「このペースで描いてたら絶対終わらない…。」
キーボードをカタカタしながら、青年は静かに思った。