インドろぐ5 〜ニューデリーからチャンディーガルへ電車でGO〜
チャイー、チャイー、チャイー、チャイガラン、チャイガラン
現在時間は、午前11時30分。
チケットを買うのに、結構時間がかかった。
しかし、今回の旅程で使うすべてのチケットを手に入れることができた。
今回買ったチケットの内容は、以下である。
2/24 デリー → ムガルサラーイ
2/27 マンドゥアディ → ニューデリー
バラナシへは、寝台列車を使う。
これらの電車の時間や番号などのプランは、外国人専用チケットオフィス内のインフォメーションカウンターで一緒に考えてくれる。
また、チケットオフィスのレジの一つは、クレジットカード対応している。
5000円しか両替していなかったので、ぼくはカードで支払った。
そして、14時発の電車まで時間があるので、今回一泊もしないデリーを観光しようと街を歩き始めた。
駅から近いメインバザールを散策する。
↑メインバザールの様子。
↑頭に乗せて運ぶ、theインド
↑街路樹がでかい
↑埃は結構すごい。
サンダルや布、服、電子機器など雑多なお店が並ぶストリートである。
とりあえず、メインバザールを端まで歩いた。
やることもないので、引き返す。
昼ごはんを食べたくなったので、少し綺麗なお店に入る。
しかし、ランチはまだだと言われる。
まだ午前か…長い…。
すると、現地の人が通っていそうなお店を発見。
ちょっと怖いけど、外国人観光客が一人食べているので大丈夫だろうと思い入店した。
半地下になっているお店。
↑頼んだ料理がこちら。
名前は知らない。
先に食べていた西洋人が食べているやつがおいしそうだったので、同じやつを頼んでみた。
このあげた巨大春巻きみたいなやつの中には、野菜などの具が入っている。
これをちぎって、白いソースをつけて食べる。
カレーを、スプーンで飲み、口の中で一緒にして味わう。
とても美味しい。
食べ方が上手だと褒められた。
インド人も悪い人ばかりでない。
そんな当たり前のことをやっと感じる精神状態に戻っていた。
お値段は110ルピーだったかな。
食べた後、駅へ帰る。
インドの電車に乗る際は、1時間前にはホームにいた方がいいらしい、とネット情報で見た気がする。
↑駅へ帰る途中に見たゴミ収集場。お店の並びに普通にあるのが日本ではありえない。
↑ニューデリー駅に帰ってきた。
ただ、もう少し時間があるので、歩くことに。
やはり、都市計画を勉強している者として、歩けば歩くほど、ニューデリーという街が分かってくる。そして、自分の体も徐々にインドに慣れてきた。
↑駅北側の陸橋を渡って、東口へ向かう。
↑ピロティ上の歩道。やはりアジアの気候にピロティは最適なのかもしれない。
↑東口には、大きなマーケットがある。2階で人が洗濯している。
↑マーケットは外側に建物が取り囲んでいて、内側には中庭空間が広がっているみたいだ。資材がたくさん運び込まれている。
↑牛が普通に車道を走っている。
そして、駅に着き、電光掲示板で電車のホームを確認。
インドでは、ホームが最初から決まっているわけではないから、電光掲示板で1-2時間前に確認する必要がある。
また、電車は遅延するのが当たり前のようだ。
電車の遅延状況を知りたいときは、
Running Status の後にトレインナンバーを入れて検索するといい。
インドの電車では、トレインナンバーとトレイン名の2種類は確実に確認しておきたい。
↑ホームの様子。
↑陸橋を渡って、自分のホームへ移動する。
↑ここが出発ホーム
↑ぼくが座って待っていた隣のベンチには、犬が寝ている。
↑こちらが、ぼくが乗る電車
↑ぼくが乗った電車。クラスは2A。
正直どのくらい良い席かは知らない。あまりクラスの知識なくチケットを購入してしまったから。
↑走り出すと、線路上にも牛がいる。
インドの電車は、チャイやお菓子、トマトスープの車内販売で大忙し。一定時間おきに、「チャイー、チャイー、チャイー、チャイガラン、チャイガラン」と言いながら周ってくるおっさんがいる。この言葉のリズムがどうも癖になる。インドに行って、ぜひ聞いてほしい。
走り始めてから約5時間、遅延なくチャンディーガルに到着した。
↑チャンディーガルの駅は、しつらえが現代的でびっくり。
そこから、ホテルへ向かう。
駅を出た瞬間に、オートリキシャーの男が付きまとってくる。
バスを探すといって、バス停の方に行ってもついてくる。
バスで行きたかったが、バス停に行った所でよくわからないので、オートリキシャーしかない。
でも、さっきからついてくる男はなんか嫌だ。
そもそもホームで出待ちをしているやつなんて、ぼったくりにきているような者だろう。
近くに止まっているもう一台のオートリキシャーと交渉をしてみる。
の一方で、最初からついてきている男にも値段交渉をする。
オークション形式で、交渉を進める。
このオークション形式がかなり有効であることは、これまでの東南アジアの旅で学んだことだ。
お互いどんどん値下げするが、ある一定の値段になったときに、最初からついてきていた男は、遠くへ去って行った。
彼らは、オークション形式を嫌がる。効率的にぼったくれないからだ。
ぜひ、アジアの国に行く人は、複数人の運転手を捕まえて、オークション形式の交渉を仕掛けてみてほしい。そういう観光客が増えれば、もう少しボッタクリ被害は減るのではないだろうか。
と、そんなこんなで、ある程度安くオートリキシャに乗る。
チャンディーガルは少し寒い。
そして、道がまっすぐで広い。
さすがコルビジェが都市計画をしたまちである。
暗闇の中、スクナ湖の近く、街のはずれのホテルに着いた。
Skyview Holiday Homeだ。
海外旅行に行く際にいつもお世話になっているbooking.comで予約した。
なぜここにしたか。
日本人の口コミがあったから。
値段が高いのは、チャンディーガルなのでしょうがない。
↑部屋の様子。
ドミトリーだが、今晩は僕だけで貸切。
カーテンが閉まらないから外から丸見えなのが気になるが、お湯も出るし、きれいだし、朝ごはんも美味しいし、結構よかった。
夜ご飯を食べていないが、近くにレストランがあるわけでないので、我慢して就寝。
青年は、久しぶりにベッドで体を休め、明日からの観光に備えるのであった。